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SPA 日常清掃読本(抜粋版)❶「なぜ今、温浴施設の環境品質が重要なのか?」

7月3日
読了時間: 2分

更新日:8月11日

今回のサイトオープンに伴い、2026年9-10月発刊予定の「SPA日常清掃読本」より、そのエッセンスをご紹介してまいります。

温浴施設に関わる皆様のお役に立つ情報を提供してまいります。


第1回 なぜ今、温浴施設の環境品質が重要なのか?


温浴施設というと、一般的には、

・温泉ホテル・旅館

・スーパー銭湯

・健康ランド

・銭湯

 

しかし実際には、

・ゴルフ場

・フィットネスクラブ/スポーツセンター

・ビジネスホテル

・スパリゾート

など、温浴を備えた施設は非常に幅広く存在しています。

 

全国規模で見ると、こうした温浴関連施設は5万施設を超える規模となっており、日本国内において非常に大きなマーケットを形成しています。

 

特に温泉旅館や温泉ホテル、スパリゾートなどの宿泊型施設は圧倒的に多く、小規模旅館から大型リゾート施設まで、多様な形態で展開されています。

つまり、“温浴施設”と一言でいっても、その運営環境や管理レベルは大きく異なっているのです。

 

2020年以降のコロナ禍は、温浴施設業界にも大きな影響を与えました。

利用者減少による売上低下、営業時間短縮、人員削減、外部委託費の見直しなど、多くの施設が厳しい経営判断を迫られることになりました。

 

その中で、環境衛生業務は“コスト削減対象”として扱われるケースも少なくありませんでした。

 

現在、日本の観光市場は急速に回復しています。

訪日外国人旅行者(インバウンド)は再び増加し、全国の温浴施設にも多くの利用者が戻ってきました。

しかしその一方で、

「環境品質を維持できていない施設」も増えているのが現実です。

 

特に近年は、

・人材不足

・清掃人員不足

・教育不足

・管理基準の曖昧化

などによって、日常清掃品質の維持が難しくなっている施設も少なくありません。

 

環境衛生の低下は、単なる“清掃品質低下”では終わりません。

・臭気

・ぬめり

・美観低下

・衛生不安

・転倒事故

・レジオネラリスク

など、施設全体の評価や安全性に大きく影響していきます。

 

現在は、Google口コミやSNSによって、「清潔感」が施設評価へ直結する時代です。

 

つまり温浴施設には、これまで以上に、「環境品質を継続管理する力」が求められています。

が求められています。

 

本シリーズでは、温浴施設に必要な環境品質管理について、現場・運営・品質管理の視点から解説していきます。

 

次回予告

 

次回は、 「温浴施設における『おもてなし』とは」 について解説します。

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