SPA 日常清掃読本(抜粋版) 第1回なぜ今、温浴施設の環境品質が重要なのか?
- 阿部 克範
- 5 日前
- 読了時間: 2分

今回のサイトオープンに伴い、2026年9月発刊予定の「SPA日常清掃読本」より、そのエッセンスをご紹介してまいります。
温浴施設に関わる皆様のお役に立つ情報を提供してまいります。
第1回 なぜ今、温浴施設の環境品質が重要なのか?
温浴施設というと、一般的には、
・温泉ホテル・旅館
・スーパー銭湯
・健康ランド
・銭湯
しかし実際には、
・ゴルフ場
・フィットネスクラブ/スポーツセンター
・ビジネスホテル
・スパリゾート
など、温浴を備えた施設は非常に幅広く存在しています。
全国規模で見ると、こうした温浴関連施設は5万施設を超える規模となっており、日本国内において非常に大きなマーケットを形成しています。
特に温泉旅館や温泉ホテル、スパリゾートなどの宿泊型施設は圧倒的に多く、小規模旅館から大型リゾート施設まで、多様な形態で展開されています。
つまり、“温浴施設”と一言でいっても、その運営環境や管理レベルは大きく異なっているのです。
2020年以降のコロナ禍は、温浴施設業界にも大きな影響を与えました。
利用者減少による売上低下、営業時間短縮、人員削減、外部委託費の見直しなど、多くの施設が厳しい経営判断を迫られることになりました。
その中で、環境衛生業務は“コスト削減対象”として扱われるケースも少なくありませんでした。
現在、日本の観光市場は急速に回復しています。
訪日外国人旅行者(インバウンド)は再び増加し、全国の温浴施設にも多くの利用者が戻ってきました。
しかしその一方で、
「環境品質を維持できていない施設」も増えているのが現実です。
特に近年は、
・人材不足
・清掃人員不足
・教育不足
・管理基準の曖昧化
などによって、日常清掃品質の維持が難しくなっている施設も少なくありません。
環境衛生の低下は、単なる“清掃品質低下”では終わりません。
・臭気
・ぬめり
・美観低下
・衛生不安
・転倒事故
・レジオネラリスク
など、施設全体の評価や安全性に大きく影響していきます。
現在は、Google口コミやSNSによって、「清潔感」が施設評価へ直結する時代です。
つまり温浴施設には、これまで以上に、「環境品質を継続管理する力」が求められています。
が求められています。
本シリーズでは、温浴施設に必要な環境品質管理について、現場・運営・品質管理の視点から解説していきます。
次回予告
次回は、 「温浴施設における『おもてなし』とは」 について解説します。

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